各診療科のご紹介
神経内科
科の概要・特色
科の概要・特色
1.循環器病専門病院における役割:
脳卒中専門病院として脳梗塞急性期診療を精力的に行うと共に、リハビリテーション(理学、作業、言語、嚥下、心理)を早期から開始し、 在院日数短縮に努力しています。一次、二次予防も積極的に行い、各種臨床治験にも積極的に参加しています。
2.救命救急センターにおける役割:
第三次救命救急センターとして対応が求められる意識障害、痙攣、運動麻痺、呼吸不全などを主症状とする 神経系救急疾患(髄膜脳炎、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症など)の診断と治療を幅広く扱っています。
3.播磨地域における神経疾患の総合的診療:
他施設からの紹介が多く、神経疾患全般(脳から筋肉まで)を担当しています。
4.電気生理学的検査:
末梢神経伝導検査(500件/年)、体性感覚誘発電位、針筋電図検査(400件/年)などで、障害部位を推定しています。他病院整形外科からの依頼も多く診断に寄与しています。
5.神経・筋生検:
診断、病態形態評価のため行い、専門施設に診断を依頼しています。(20件/年)
6.神経免疫疾患に対する免疫療法:
副腎皮質ステロイド剤(点滴パルス、内服)、免疫グロブリン大量静注療法、免疫抑制剤(点滴パルス、内服)、血液浄化療法を積極的に行っています。
7.局所性ジストニアの治療:
ボツリヌス毒素筋注、アルコール・ブロック、内服療法を組み合わせています。難治例は専門施設に紹介しています。
8.治験への参加:
脳卒中の発症と高脂血症およびスタチンの使用の有無等の関係についての縦断的調査(30例登録)。
パーキンソン病に対するドーパミン受容体作動薬除放剤の非劣性第三相試験(8例登録)。
脳梗塞急性期症例を対象にしたrt-PA(デスモテプラ-ゼ)静注療法の第二相試験(2例割り当て)。
9.学会・研究会発表:
学会23回/年、研究会・講演会18回/年と積極的に発表しています。
指定施設
- 日本神経学会教育施設
- 日本脳卒中学会教育施設
症例数
2010年の年間入院患者総数は806名(病床数:一般病床48床+集中治療室2床)でした。頻度の高い疾患は以下の通りです。
- 脳梗塞(31%)・・・・・ t-PAは8例に使用
- 耳鼻科的めまい(7%)
- 末梢神経障害(11%)
- てんかん(6%)
- パーキンソン病(4%)
- 脊髄小脳変性症(6%)
- 一過性脳虚血発作(1%)
- 筋疾患(3%)
- 多発性硬化症(2%)
- 髄膜脳炎(1%)
- その他:運動神経疾患、脊髄疾患など
医療設備
- CT
- MRI & MRA(3テスラ、1.5テスラ)
- 脳血管撮影(DSA)
- 脳血流シンチ
- 頸動脈超音波検査
- 経頭蓋超音波検査
- 針筋電図
- 末梢神経伝導検査
- 脳波、各種誘発電位、磁気刺激検査