各診療科のご紹介
外科
科の概要・特色
科の概要・特色
食道、胃十二指腸、小腸、大腸、肝、胆、膵などの消化器疾患を中心に、急性虫垂炎、消化管穿孔、腸間膜動脈閉塞症などの救急疾患、鼠径ヘルニア、痔、体表の小腫瘤など幅広い分野の外科疾患をあつかっています。年間の手術総数は約160例で、その他ポリペクトミー、EMR(内視鏡的粘膜切除術),PEG(内視鏡的胃癌造設術)などの内視鏡的治療や、放射線科の協力の下、肝臓癌に対する肝動脈塞栓療法なども行っています。
当院の性格上、外科手術症例の70%以上が虚血性心疾患、心臓弁膜症、心筋症、不整脈、大動脈瘤や脳梗塞などの循環器疾患を合併しています。当院では循環器内科、心臓血管外科、麻酔科などと協力し、このような症例においても安全に手術を行えるよう努めております。
指定施設
- 日本外科学会外科専門医修練指定施設
- 日本消化器外科学会専門医修練施設
- 日本超音波医学会超音波専門医研修施設
- 日本消化器病学会専門医制度関連施設
主な疾患の治療方針
| 食道癌 | 進行度に応じてEMRから3領域郭清を伴う食道切除術を基本とし、術前術後化学療法も含めた集学的治療を行っています。また胸腔鏡による手術も積極的に行っています。 |
|---|---|
| 胃癌 | 胃癌学会のガイドラインにのっとり、病期別に内視鏡的切除から腹腔鏡下胃切除や開腹による広範囲郭清を伴う胃切除術まで行っています。また必要に応じて術後や進行再発症例の化学療法も行っています。 |
| 大腸癌 | 3群郭清を標準術式としていますが、早期癌に対してはEMR、進行癌でも適応症例には腹腔鏡下切除を行っています。直腸癌では自律神経温存手術を標準術式としています。 |
| 肝細胞癌 | 放射線科と連携し、手術だけでなくTAE(経動脈的塞栓術)、MCT(マイクロターゼ焼灼)、RF(ラジオ波焼灼) などを組み合わせた集学的治療を行っています。 |
| 鏡視下手術 | 胆石症に対しては腹腔鏡下手術を基本とし、その他脾摘、副腎摘出、食道切除、胃切除、結腸切除や虫垂切除も行っています。 |
| ターミナルケア | 患者本人、家族と十分に話し合い、QOLを重視した治療を行います。 |
検査について
上下部消化管内視鏡検査、超音波検査をはじめとする消化器検査全般を行う以外にも、EMR、ESD、ERCP、EST、PTBD(経皮経肝胆管ドレナージ術)、胆管ステント留置、消化管拡張術、リザーバー留置など治療的検査も行っております。
当院に通院されている患者様にはワーファリンやアスピリンなど血の止まりにくくなる薬を飲まれている方が多く、胃や腸に腫瘍やポリーブなど出血しやすい病気がないかを定期的にチェックする事が大切です。また、消化器癌早期発見のため、消化器の検査をうけたことがない患者さんにも内視鏡検査、超音波検査などを積極的に勧めています。