病院のご案内
地域医療連携部
地域医療連携の推進
◆ 地域医療支援病院としての連携の推進を行います
平成23年3月に兵庫県より「地域医療支援病院」の承認を受けました。平成26年4月からはハイブリッド手術室が稼働し、手術室と心臓カテーテル室、それぞれ別の場所に設置されていた機器を組み合わせることにより、最新の医療技術に対応しております。
地域医療連携部では、高度急性期病院として地域医療連携に取り組む病院の方針のもと、地域医療連携の窓口として連携の強化、相談・調整の充実に向けて活動を行っております。
地域医療支援病院の役割
「地域医療支援病院」の役割である①専門治療の提供②救急医療の提供③施設・設備の共同利用④研修会の実施の充実をはかり、在宅療養へのスムーズな継続の推進のため、積極的な医療機関への訪問や在宅医、訪問看護ステーション、ケアマネージャーとの退院前カンファレンス、患者教室の拡充を行ってまいりました。今後も医療機関訪問や地域医療連携懇談会、研修会、日々の連携の機会をとおして地域の医療機関や関連機関の皆さまとの顔の見える連携を目指していきたいと考えています。

複数主治医制をお勧めします
患者さんには、日常の健康管理や病気の相談ができるお近くのかかりつけ医をもっていただくことをお勧めします。当センターで急性期の治療や専門治療・検査が必要な場合は、かかりつけ医の先生から紹介していただき、これまでの経過やお薬の情報をいただくことで、不要な検査をせずにまた経過がわかることで効率のよい迅速な治療が行えます。
治療を行ったあとは、かかりつけ医の先生に逆紹介をさせていただき、治療の継続をしていただきます。必要な場合には専門検査を定期的に当センターで行うなど併診体制をとり、連携して治療をすすめます。
FAX予約のシステムをご利用ください
かかりつけ医より紹介状をFAXし予約を取っていただくと、診察がスムーズに行えます。
かかりつけ医の先生とご相談ください。
予約のない場合も診察は可能ですが、診療科により受診できない曜日がありますので診察担当表をご確認ください。なお高齢者脳機能治療室は完全予約制ですのでFAX予約をご利用ください。
かかりつけ医のない方、紹介状をお持ちでない方もご相談ください。
◆ 認知症疾患医療センターとして相談の充実、地域との連携をすすめていきます
平成23年7月に兵庫県より「認知症疾患医療センター」の指定を受けて、活動をスタートしています。高齢者脳機能治療室の診断機能に加えて、相談機能・関連機関との連携の充実をはかり、患者さん・ご家族が地域でその人らしく生活できることを支援していきます。
地域医療連携部の主な業務
1. 医療連携に関すること
- 初診紹介患者のFAX予約
- 放射線検査(CT・MRI・RI・冠動脈MRI)のFAX予約
- 返書管理 平成20年より電子カルテシステムにて管理
- 地域連携パスの窓口業務 (脳卒中・心筋梗塞・糖尿病・がん)
- 医療機関情報・転院に関する情報提供
- 地域医療支援:派遣医師による専門診療 姫路聖マリア病院、宍粟総合病院への1回/週 外来
- 地域の医療介護機関との連携会議
2. 入院および外来患者さんの支援に関すること
- 退院支援の促進活動と退院調整(地域の医療介護機関との情報提供やカンファレンス)
- 医療福祉相談や認知症疾患医療センターの相談業務
3. 健康・療養生活に関する普及活動と地域への情報の発信
- 広報 ホームページ、地域連携News、診療案内
- 循環器疾患予防フォーラム、認知症疾患予防フォーラム、患者教室など健康増進普及活動
- 公開講座や学術講演会などを通しての医療従事者への情報の発信
- 地域連携懇談会、訪問看護ステーション交流会と意見交換会
場所
新館玄関を入りすぐ右
業務時間
平日 8:45~17:30
(土曜日、日曜日、祝日、年末年始は除く)