1. HOME
  2. 病院の活動紹介
  3. 高度専門医療への取り組み

病院の活動紹介

高度専門医療への取り組み

TAVI(経カテーテル的⼤動脈弁留置術)、
大動脈弁狭窄症治療ご希望の方へ

TAVI(経カテーテル的⼤動脈弁留置術)

当院では、2014年4月にハイブリッド手術室の運用を開始し、ステントグラフト内挿術(腹部:EVAR・胸部:TEVAR)や、カテーテルアブレーション(カテーテル的不整脈治療)、ペースメーカー植え込み術、ICD植え込み術、を施⾏しております。これらに加えTAVI (経カテーテル的大動脈弁留置術)の実施に向けて、着々と準備を進め、2014年9月24日に実施施設証明書(登録番号第35号)が交付され、同年10月20日に第⼀例目のTAVI を実施しました。現在(2017年12月末)までに112名(最高齢95歳)の治療を行い、TAVI の直後から心不全の改善を認めています。

TAVI は大動脈弁狭窄症に対する治療法の⼀つです。重症の大動脈弁狭窄症に対するゴールドスタンダードである大動脈弁置換術では、開胸の後に人工⼼肺装置を装着して⼼臓を停止させる必要がありますが、TAVI は鉛筆ほどの太さに折りたたまれた人工弁を、人工心肺装置を装着せずに留置することができます。超高齢や他の疾患の併存にて、手術リスクが非常に高いために、外科的に⼤動脈弁置換術が⾏えない患者に対してTAVI を施⾏しています。

TAVI は2002年にフランスで初めて実施されて以来、すでに10万例近くが世界中で実施されております。

日本では2013年10月からEdwards 社製のSapien(図1)が保険償還され、TAVI が実施可能になりました。また、Medtronic社製のCoreValve(図2)も現在日本で使用可能なTAVI弁として存在しています。

TAVI弁は、ウシあるいは豚の心嚢膜を用いて作られた生体弁です。長期の耐久性に関する調査報告では、外科的大動脈弁置換術に用いる生体弁と比較するとやや劣る結果でした。しかし、それに対し海外ではTAVI弁の中に新しいTAVI弁を挿入留置する方法(Valve-in-valve)が行われております。日本では、その方法はまだ承認されていませんが、近い将来に可能となるよう申請中です。ちなみに、外科的⼤動脈弁置換術に用いられている⽣体弁の耐久性は10〜20年で抗凝固療法は2〜3か月程度必要ですが、機械弁は半永久的に使用できる一方で生涯にわたり抗凝固療法が必要です。

追跡調査による従来の人工弁置換術とTAVI の比較では、生存率に差は無く、TAVI 術後はICU の滞在日数や入院日数が短縮することが分かっています。また、人工弁置換術が⾏えないと判断された場合の内科的治療とTAVIの比較においては、TAVIにより症状の緩和と血行動態の改善を伴って死亡率が減少し、再入院が減少することが分かっています。また、人工弁置換可能な患者と同等の手術リスクを持つ患者に対するTAVI 治療の成績は、外科的大動脈弁置換術患者と同等の死亡率でありました(PARTNER試験、PARTNER2試験 及びその関連試験)。

TAVI には骨盤の動脈の太さや大動脈の動脈硬化の程度により、足の付け根の動脈から挿入する「経⼤腿アプローチ」、肋骨の間を地衣小さく切開して⼼臓の先端から挿入する「経大尖アプローチ」、また、上行大動脈から直接挿入する「径大動脈アプローチ」、鎖骨下動脈から挿入する「径鎖骨下動脈アプローチ」の4通りの方法があります。患者の血管性状、狭窄した大動脈弁の形態等に合わせ、挿入するTAVI弁、アプローチ法を選択し、無理なく手術を行っております。

TAVI の実施にあたっては、カテーテル手技のみならず、血管や心臓の露出といった外科的な手技も必要なため開胸・開腹手術が可能である上に、高解像度のレントゲン装置を備えたハイブリッド手術室で⾏われます。また、循環器内科医、心臓血管外科医のみならず、麻酔科医、看護師、体外循環技師、放射線技師などによるハートチームがTAVI を実施します。

今まで開胸・開腹による手術治療を受けることのできなかった患者さんにステントグラフト内挿術やTAVI が行われ、良好な治療成績が表れてきています。

大動脈弁狭窄症治療ご希望の方へ

初めての方・予約のない方

当センターは、地域医療機関との連携を密にしながら診療を行っておりますので、できるだけかかりつけ医からの紹介状を持参下さい。紹介状がない場合には選定療養費として初診料に2,600円が加算されます。

受付時間午前9時から午前11時30分まで
受付曜日月~金曜日
※循環器内科/心臓血管外科 外来担当医師が対応いたします。
(それぞれ 曜日による担当医師の外来診察日になります)
必要なもの健康保険証、各種公費医療受給者証(お持ちの方のみ)

診察申込書を記入して、保険証と紹介状を1番中央(初診)受付にお出し下さい。

↓

カルテを作成後、看護師が問診させていただきますので、お待ち下さい。

↓

看護師が、診察担当医師と診察室を案内させていただきます。

FAX予約の方

FAX予約の方はこちら(地域医療連携室予約システム)をご参照ください。

  • 初診の方へ 受付時間 9:00-11:30
  • 再診の方へ 事前にご予約が必要です
  • 外来診療担当表
診療時間
初診 9:00-11:30
再診 予約制
079-293-3131
休診日 土・日曜日、祝日、
12月29日から1月3日
TEl 079-293-3131

診療科ごとの休診日は外来診療担当表をご覧ください。

外来診療担当表
交通アクセス
アクセス
〒670-0981
兵庫県姫路市西庄甲520
詳しいアクセス